大手食品メーカーのネスレ日本が、熊本の菓子メーカー、フジバンビが手掛ける銘菓「黒糖ドーナツ棒」とコラボした新商品「キットカット ミニ 黒糖ドーナツ棒味」を開発した。ネスレ日本の人気商品、キットカットを各地の人気食品とコラボさせるご当地シリーズの一環で、パッケージには熊本地震からの復興を支援する取り組み、熊本城復興城主を紹介するQRコードもあしらった。
ホワイトチョコレートに黒糖ペーストを練りこんだほか、ウエハース部分にも黒糖ドーナツ棒と同じ原料を用いた。この結果、キットカットの食感と、黒糖ドーナツ棒の風味を両立した商品に仕上がった。パッケージの裏面には熊本城に関する豆知識を7種類、印刷した。
ネスレ日本ではこれまでも、熊本の人気郷土菓子、いきなり団子とコラボした商品などを開発。フジバンビも黒糖ドーナツ棒の特別パッケージを販売し、いずれも一部を被災地に寄付していた。
今回のコラボ商品は熊本駅を中心に、九州各地の土産店などで販売している。1箱9枚入りで864円(税込み)。