奈良県桜井市の大神神社で恒例の春の神楽舞稽古が行われ、今春入社した新人を含む約20人の巫女が参加した。
「神事の華」とされ、太鼓と琴の演奏に合わせて、祭典や結婚式で最も舞う機会が多い「浦安の舞」を繰り返し練習した。
新人の大谷香穂さん(18)は「慣れない動作で難しいが、きれいに舞えるようになりたい」、戌亥(いぬい)はなのさん(18)は「先輩がやさしいのでがんばっていきたい」と話した。
「巫女は日本の女性の鑑(かがみ)」と思い、あこがれていたという藤本有美香さん(18)は「楽しく練習できた。やっていけると思う」と手応えを感じていた。