日体大の入学式が3日、東京都世田谷区のキャンパスで開かれ、昨年のレスリング世界選手権女子53キロ級を制した藤波朱理が新入生を代表して宣誓を行った。「新しい生活なので、全てが楽しみ。目標である(2024年)パリ五輪優勝をかなえたい」と抱負を語った。
体操で種目別平均台の世界女王、芦川うららは「楽しみな気持ちもあるし、少し不安な部分もある。誰よりも練習して、上に居続けられるようにしたい」と力を込めた。
式では北京冬季五輪のスピードスケート女子で金1個など計4個のメダルを獲得した高木美帆(日体大職)が「夢や希望をかなえるきっかけや、未来への扉がたくさん用意されている。常に前を向いてチャレンジする精神を忘れないでください」と歓迎の辞を述べた。