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本音で生きる姿、痛快に 山下智久&福原遥

山下智久、福原遥(左から)
山下智久、福原遥(左から)

噓もいとわない巧みな話術で契約を取るナンバーワン営業マンが、地鎮祭で石碑を壊したたたりで、武器にしてきた〝口八丁〟を封じられてしまう-。ビッグコミック(小学館)で連載中の漫画を原作に、ある日突然、噓をつけなくなった不動産会社の敏腕社員、永瀬財地(さいち)を山下智久、後輩の新入社員、月下咲良(さくら)を福原遥が演じるドラマが、「正直不動産」だ。

「永瀬は金を稼ぐぞと成り金をめざすタイプ」(山下)だが、噓をつけなくなったことで、ここぞという場面で本音をぶちまける「正直営業」しかできなくなってしまう。当然客は反発し、仕事は苦戦続き。「お客さんも自分で学ばないとだまされるんだということを、永瀬は一生懸命伝えたいのではないか」と山下は分析する。対する福原は、「月下は喜んでもらえる部屋を全力で紹介したいと思っている女の子。そこはぶれずに演じたい」と意気込む。

対照的な役柄の二人だが、「永瀬は目上にも目下にもフェアに本音をぶつけていく。本音で生きてみたいという気持ちは皆が持っていると思う。痛快でスッキリさせてくれる作品です」(山下)、「スッキリできて、クスっと笑える。不動産業界のリアルさがちゃんと描かれている」(福原)と、共にリアルで痛快な物語に魅力を感じている様子。リアルなあまり、山下は「自分が家を買うときの勉強になりますが、不動産用語が専門的で難しい! 隙間時間を活用してせりふを覚えています」と専門用語とせりふ量に苦労したと明かす。

コロナ禍で、〝おうち時間〟が注目される中、山下は「良い家というのは何だろうという答えを探る作品になれば」と期待する。自身が家を選ぶときのこだわりは「日当たり」と「床暖房」。福原は「日当たりと浴室乾燥、あとL字キッチンにあこがれる」という。

良い物件を通じて、客に幸せを届けるのが不動産会社の役目。噓がつけなくなった永瀬は、正直な営業マンとして生きていく道を選ぶ。「永瀬は、人は変われるということを体現している。変わるのに遅いということはない。ぼくもなりたい自分に近づくため頑張ろうと思います」と山下。最後に、「家にいる時間は大切。今までこだわってなかったんですが、改めて家を見直してみます」と敏腕営業マン顔負けの〝不動産愛〟をのぞかせた。(道丸摩耶)

やました・ともひさ 昭和60年生まれ、千葉県出身。平成8年、ジャニーズ事務所に入所し、15年に「NewS」のメンバーとしてCDデビュー。ドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ)や「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(フジテレビ)などに出演。令和2年に独立し、活動を海外にも広げる。

ふくはら・はるか 平成10年生まれ、埼玉県出身。子役として活動し、「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(Eテレ)に主演。ドラマ「IP〜サイバー捜査班」(テレビ朝日)や「アンラッキーガール!」(日本テレビ系)などに出演し、今年度後期の連続テレビ小説「舞いあがれ!」ではヒロインを演じる。

「正直不動産」はNHK、火曜午後10時。4月5日スタート。

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