サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグで日本との対戦が決まった強豪国ドイツでは1日、日本代表について、くみしやすい相手だと楽観ムードが広がった。
DPA通信はドイツ1部リーグで活躍する日本人選手に触れつつ、アジアでのW杯出場に向けた競争は激しくないと指摘し、日本は「本当に手ごわい相手と言えない」と報じた。ドイツは同じく強豪のスペインとも対戦することが決まり、スペインへの警戒論ばかりが目立った。
市民からも日本戦を楽観視する声が上がり、サッカーファンの技術者カール・シュタムさん(52)は「日本と戦うと知り、ほっとした。勝てる相手だと思う。ドイツチームにはスペイン戦に全力を注いでもらいたい」と余裕を見せた。(共同)