教皇、カナダ先住民に謝罪 寄宿学校、大規模虐待で

ローマ教皇フランシスコ(ロイター=共同)
ローマ教皇フランシスコ(ロイター=共同)

ローマ教皇フランシスコは1日、バチカンでカナダ先住民の代表らと会い、カトリック教会が運営する同国の寄宿学校の子どもたちが過去に大規模な虐待を受けていたとされる問題に関し「嘆かわしい行為に心からの強い悲しみを表明し謝罪する」と述べた。7月に同国を訪問する意向も示した。

カナダでは19世紀から20世紀にかけ、同化政策に基づき約15万人の子どもが家族から引き離されて寄宿学校で暮らし、虐待などで数千人が命を落としたとされる。カナダ政府が設置した調査委員会は2015年、寄宿学校に関する当時の政策を「文化的ジェノサイド」と非難している。

教皇は先住民が経験した「苦しみ、喪失、差別、特に寄宿学校でのさまざまな形の虐待」に関し、極めて強い憤りと恥を感じるとも述べた。(共同)

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