フィギュアスケートの世界選手権でともに初優勝した男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子の坂本花織(シスメックス)らが2日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームでアイスショー「スターズ・オン・アイス」に出演した。宇野は4回転トーループなどを鮮やかに決め、坂本は今季のショートプログラム(SP)を披露し、凱旋(がいせん)演技で観客を魅了した。
現役を引退した宮原知子さんは伸びやかなスケーティングや美しいスピンを見せ、プロスケーターとしてのデビューを飾った。世界選手権のペアで日本勢初の銀メダルを獲得した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)はSP「ハレルヤ」を情感豊かに舞い、大トリを務めた北京冬季五輪男子覇者のネーサン・チェン(米国)は巧みなステップで会場を沸かせた。