サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグで日本と対戦することが決まったスペインでは1日、日本代表を「厄介な敵」(公共放送)と警戒しつつも、強豪の自国代表より格下とする楽観論が勝った。
公共放送電子版は、日本代表には欧州でプレーする選手が多く、スペインでレアル・マドリードからマジョルカに期限付きで移籍している久保建英、リバプール(イングランド)の南野拓実両選手が突出していると紹介。ムンド・デポルティボ紙は「久保のいる日本はどんなチームにも厄介な相手となる」とし、守備の堅さを指摘した。
一方、主要紙パイスのラファエル・ピネダ記者は「日本は良いチームだが、スペインと(同組の)ドイツの方が上だ」と明言。サッカーファンの間ではツイッター上で「ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)はリーグ通過にそう苦労しないだろう」などの意見が出ていた。(共同)