首相、2カ月ぶり休み 週末の協議なく気分転換

岸田文雄首相(矢島康弘撮影)
岸田文雄首相(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相は2日、公邸で終日過ごし、公務、政務ともに日程や面会を入れなかった。首相が休みを取るのは、散髪の外出のみで終わった1月29日以来、約2カ月ぶり。ロシアが侵攻するウクライナ情勢などをめぐり、週末返上で関係省庁の幹部らと対応を協議する日々が続いたため、気分転換を図ったとみられる。

首相は新型コロナウイルスに関する報告聴取や国会答弁の準備にも週末を活用する場面が目立つ。3月には土日の国内出張や外国訪問が続いた。周辺は「ウクライナ問題の長期化や物価高騰対策など課題は山積している。つかの間の休息でリフレッシュしてほしい」と語った。

会員限定記事会員サービス詳細