国民民主党と、地域政党「都民ファーストの会」が国政進出のために設立した政治団体「ファーストの会」は1日、夏の参院選をめぐり、候補者の相互推薦と合同選対本部の設置で合意した。国民の玉木雄一郎代表と、両会で代表を務める荒木千陽東京都議が国会内で記者会見して発表した。
都民ファ特別顧問である小池百合子都知事が参院選にどこまで関与するかが今後の焦点となる。
会見で玉木氏は「都民ファが掲げる東京大改革を日本大改革につなげていく第一歩としたい。小池知事にもぜひ力を貸していただきたい」と述べた。
国民は東京選挙区(改選数6)から立候補を予定する荒木氏に、ファーストの会は、国民が比例代表に擁立する民間産業別労働組合の組織内候補4人にそれぞれ推薦を出した。合同選対本部も設置した。