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ロシア、首都周辺から一部撤兵 東部2州制圧に目標転換

ウクライナ・マリウポリで、装甲車に乗る親ロシア派=30日(ロイター=共同)
ウクライナ・マリウポリで、装甲車に乗る親ロシア派=30日(ロイター=共同)

ウクライナに侵攻したロシア軍は31日までに首都キエフ周辺から部隊の一部を撤収した。戦略上の目標をキエフの攻略とゼレンスキー政権打倒から、親ロシア派が一部を実効支配するドネツク、ルガンスクの東部2州の制圧に転換する姿勢を明確にし始めた。親ロ派は支配地域拡大と将来のロシア編入を公言。2014年のクリミア半島強制編入と同様の動きで、実行すればウクライナや欧米の一層の反発は避けられない。

ウクライナ首都キエフ近郊で、損壊した自宅付近を歩く住民=30日(AP=共同)
ウクライナ首都キエフ近郊で、損壊した自宅付近を歩く住民=30日(AP=共同)

米国防総省のカービー報道官は30日、ロシア軍がキエフ周辺に集めた部隊の20%弱を再配置し始めたとの分析を示した。大部分はとどまっているが、一部はベラルーシに移動しているという。(共同)

ウクライナ・マリウポリで、損壊した建物=30日(ロイター=共同)
ウクライナ・マリウポリで、損壊した建物=30日(ロイター=共同)
ウクライナ東部で亡くなった子どもを悼む男性=30日(AP=共同)
ウクライナ東部で亡くなった子どもを悼む男性=30日(AP=共同)
ウクライナ首都キエフ近郊の支援センターに避難する人々=30日(AP=共同)
ウクライナ首都キエフ近郊の支援センターに避難する人々=30日(AP=共同)
30日、米国防総省で記者会見するカービー報道官(AP=共同)
30日、米国防総省で記者会見するカービー報道官(AP=共同)

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