大幅増産要請もペース維持 OPECプラス閣僚級会合

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」(ロイター)
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」(ロイター)

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は31日、オンラインで閣僚級会合を開いた。5月も増産ペースをほぼ維持することを決めた。ウクライナ危機による供給不安が原油相場を押し上げ、消費国が大幅な増産を求めていたが、会合には西側諸国と対立するロシアも参加しており、要請には応じなかった。

日米欧などはウクライナに侵攻したロシアを国際的な決済網から排除する経済制裁を科し、米国はロシアから原油などの輸入停止も独自に決めた。ロシアから輸出が停滞するとの懸念が強まり、ニューヨーク原油先物相場は3月に一時1バレル=130ドルを突破し、約13年7カ月ぶりの高値をつけた。ガソリン高など物価上昇に拍車を掛けた。

エネルギー会社や海運会社の間では、既にロシア産石油の取引を敬遠する動きが広がる。(共同)

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