警察庁は31日、来日したウクライナ避難民の支援策として、ウクライナ語の防犯パンフレットを作成したと明らかにした。日本語や日本の制度に不慣れなため事件や事故に巻き込まれないよう、都道府県警にはパンフレットの活用や通訳の確保を求めた。
警察庁によると、パンフレットは110番や119番、交番への相談といった仕組みのほか、基本的な交通ルールや災害時に取る行動などをイラスト付きで説明している。警視庁が在日外国人向けに作成したものをウクライナ語に翻訳した。
ウクライナ語の通訳は31日までに全国で約20人登録されており、避難民の受け入れ状況に応じて確保を進める。