AP通信によると、北マケドニア(旧マケドニア)の統計当局は30日、2021年の人口調査の結果として、02年から21年の間に人口が9・2%減少したと発表した。海外移住が主な原因だという。人口は02年より約18万6千人少ない約183万7千人。
若者が、よりよい賃金を求めて欧州の他国や米国、オーストラリアなどに流出しているという。
北マケドニアの20年の国内総生産は122億6371万ドルで、1人当たり国民総所得は5750ドル。これに対して欧州の大国ドイツは、それぞれ3兆8464億1393万ドルと4万7470ドル。(共同)