中国とソロモンが安保協定 豪やNZ、軍事拠点警戒

中国国旗
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中国外務省は31日、南太平洋の島国ソロモン諸島との間の安全保障協定に基本合意したと明らかにした。中国艦艇の寄港や軍隊、警察の派遣を認める内容とみられ、オーストラリアやニュージーランドは中国によるソロモン諸島の軍事拠点化につながるとして警戒を強めている。

中国外務省によると、駐ソロモン大使とソロモン政府関係者が30日に草案に署名した。内容は公表されていないが、中国側は「ソロモンの国家の安全と社会の安定に役立つ」と意義を説明している。AP通信によると、両国外相が今後、正式に署名する。(共同)

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