埼玉・大宮公園 野球・サッカー場を再整備 県が構想

再整備が計画されている埼玉県営大宮公園の野球場=31日午後、さいたま市大宮区(中村智隆撮影)
再整備が計画されている埼玉県営大宮公園の野球場=31日午後、さいたま市大宮区(中村智隆撮影)

埼玉県は、県営大宮公園(さいたま市大宮区)の野球場、サッカー場、競輪場があるエリアを再整備する「大宮スーパー・ボールパーク構想」をまとめた。競技施設の建て替えや改修を想定し、新たな飲食・物販施設やレジャー施設の整備も視野に入れる。今後、民間事業者との協議などを経て具体化を図る。

構想は「試合がある日もない日も楽しめる公園」をコンセプトとし、大野元裕知事が初当選した令和元年8月の知事選の公約に掲げていた。

近接する3つの施設はそれぞれ課題を抱えている。

野球場は老朽化が進み、収容人数も少ない。サッカー場は収容人数の少なさに加え、屋根がない観客席があって不便だという指摘がある。最も古い競輪場はひときわ老朽化が著しい。

こうした課題を踏まえ、構想では「野球場とサッカー場を建て替える」「野球場とサッカー場のどちらかを建て替え、どちらかを改修する」という案を示した。競輪場については、客が減少している傾向を踏まえ、自転車競技場にこだわらない新たな運動施設と位置づける方向だ。

カフェ、レストラン、スタジアムショップや遊園地などのレジャー施設、観光案内所、図書館などを新設することも検討する。

県幹部は「構想の実現で大宮公園全体の魅力向上につなげたい」としつつ、「施設を使いながら建て替えや改修を進めるので、全ての完成には10年単位の期間を要するだろう」との見通しを示した。(中村智隆)

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