中国民用航空局は31日、中国東方航空機が墜落した広西チワン族自治区梧州の現場で、主な捜索活動を終えたと発表した。事故発生から30日以内に国際民間航空機関(ICAO)に初期の調査報告書を提出し、その後詳細な報告書を公表するという。国営通信、新華社が伝えた。
民用航空局は、エンジンなど墜落機の重要な部品を捜索で発見したと説明。ボイスレコーダー(音声記録装置)とフライトレコーダー(飛行記録装置)のデータの分析作業を進めているとした。
東方航空のボーイング737―800は21日午後、雲南省昆明から広東省広州に向かう途中、梧州の山中に墜落。乗客乗員計132人全員が死亡した。新華社電によると、習近平指導部は31日に共産党政治局常務委員会の会議を開き、早急な原因解明と、情報公開を指示した。(共同)