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大坂、4強入り 強打対決制す

女子シングルス準々決勝でポイントを奪い、ガッツポーズする大坂なおみ=マイアミ(共同)
女子シングルス準々決勝でポイントを奪い、ガッツポーズする大坂なおみ=マイアミ(共同)

テニスのマイアミ・オープンは29日、マイアミで行われ、女子シングルス準々決勝で世界ランキング77位の大坂なおみ(フリー)が世界11位のダニエル・コリンズ(米国)に6―2、6―1でストレート勝ちし、この大会で初めて4強入りした。準決勝では同28位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。

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「リスクを負って踏み込むことが大事」

強打を武器とする選手同士の対決を制した。13本決めたサービスエースとともに、第1サーブに対するリターンからの得点率で12・5%だったコリンズに対し、大坂は41・2%と圧倒した。「リターンが本当に良かった」と胸を張った。

相手のサーブに「立ち上がりは守りに入った」と言う。だが、第1セット中盤から「リスクを負って踏み込むことが大事だと気付いた」と攻めの姿勢を強め、コリンズのミスを誘発した。

今大会は不戦勝の3回戦を除き、4試合全てストレート勝ち。観客のやじに涙して敗退した前戦のBNPパリバ・オープンから立て直し「自分は試合をすればするほど調子が良くなるタイプ。連戦はメリットが大きい」と自信を口にした。(共同)


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