全国知事会長の平井伸治鳥取県知事らは30日、首相官邸で磯崎仁彦官房副長官と面会し、国内原発への武力攻撃に備えた対策を取るよう要請した。
原子力発電対策特別委員会委員長の丸山達也島根県知事も同席。
ウクライナに侵攻したロシア軍は北部チェルノブイリ原発を制圧したほか、南部ザポロジエ原発を砲撃。国内でも原発への武力攻撃に対する懸念が強まっている。
中国電力島根原発(松江市)は全国で唯一、県庁所在地にあり、島根県庁からは9キロほどしか離れていない。避難計画の策定が必要な30キロ圏には約46万人が居住している。