固体ロケットを初打ち上げ 韓国、国防相立ち会い成功

30日、韓国国内の試験場で打ち上げられた固体燃料ロケット(韓国国防省提供・共同)
30日、韓国国内の試験場で打ち上げられた固体燃料ロケット(韓国国防省提供・共同)

韓国国防科学研究所は30日、独自技術で開発した固体燃料ロケットの初の打ち上げに成功した。国防省が発表した。徐旭国防相や韓国軍幹部らも立ち会った。技術的検証をさらに実施した後、衛星を搭載して打ち上げる予定だ。

研究所は国防省は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を再開した「厳しい時期」に成功したと意義をアピール。偵察衛星打ち上げを視野に入れており、監視偵察能力の強化につながる「重要な里程標」としている。

30日、韓国国内の試験場で打ち上げられた固体燃料ロケット(韓国国防省提供・共同)
30日、韓国国内の試験場で打ち上げられた固体燃料ロケット(韓国国防省提供・共同)

韓国のミサイル開発を制限してきた米韓の指針が昨年5月に解除され、液体燃料より推進力が強く、迅速な発射が可能な固体燃料ロケットの開発に道が開かれた。(共同)

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