東京会場の接種人数縮小 自衛隊、1日3千人に

防衛省外観=東京都新宿区(川口良介撮影)
防衛省外観=東京都新宿区(川口良介撮影)

防衛省は29日、自衛隊が東京・大手町で運営する新型コロナウイルスの大規模ワクチン接種会場について、予約が低迷しているため、4月4日から27日まで、1日当たりの接種人数を現行の5040人から3千人に減らすと明らかにした。縮小するのは1週間のうち日曜から木曜の5日間で、比較的予約が入っている金曜と土曜は5040人を維持する。

防衛省によると、大型連休期間を含む28日から5月8日は再び5040人とする。5月9日以降の接種人数は、今後の予約状況を見て判断する。

東京会場は1月31日に開設。1日当たり720人から順次拡大し、2月10日には5040人となった。  3月21日から27日の接種人数は、金曜の25日が2760人で最も多く、月曜の21日は808人。いずれも枠が大きく余っていた。

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