警察署から逃亡の男、懲役17年確定へ

最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は、勾留されていた大阪府警富田林署から逃走し、窃盗事件を繰り返したとして、加重逃走などの罪に問われた樋田淳也被告(34)の上告を棄却する決定をした。25日付。逃走前の強盗致傷事件などと合わせ、懲役17年とした1、2審判決が確定する。

判決によると、平成30年8月12日夜、強盗致傷罪などで起訴され勾留されていた富田林署で、接見室のアクリル板を金属製の枠から外して逃走した。その後約1カ月半逃亡生活を続け、大阪、香川、愛媛、山口の4府県で自転車や食料品を盗んだ。

被告は強制性交や強制わいせつなど21件の事件で起訴され、1審大阪地裁堺支部は、うち18件を裁判官だけで区分審理し、17件を有罪と判断。令和2年7月、裁判員裁判で他3件を有罪とし、全体で懲役17年とした。2審大阪高裁も支持した。逃走前のひったくり事件は1審で無罪とされ、既に確定している。

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