高性能だけど“やさしい” 新型ボルボC40リチャージ・ツイン試乗記

最高出力408ps、最大トルク660Nmの走りとは!?

高クオリティ

ボルボのEV、C40リチャージがついに日本上陸を果たした。

私は昨年10月にベルギーで行なわれた国際試乗会に参加しているので、C40の概要は理解しているつもりであるが、走り慣れた日本の道路環境で試すと、国際試乗会で見つけられなかったことを発見できるかもしれない。また、この5ヵ月間の間になんらかの熟成が図られた可能性だってある。今回は、こうした点に注目しながらリポートすることにしよう。

久しぶりに対面したC40のスタイリングは相変わらず流麗でまとまりがよかった。XC40より60mm低いルーフラインも、クーペSUVを名乗るに相応しい軽快感を生み出していると思う。

運転席に乗り込むと、嬉しい驚きがあった。ダッシュボードやドアの内張などのデザインは基本的にXC40とおなじなのに、ベルギーで初めて試乗したC40はなんとなく作りが安っぽく、質感がXC40に劣っているように見えたのだ。

しかし、正式な日本仕様として導入されたC40は、既存のXC40とまったくおなじクォリティ感で仕上げられていた。それどころか、C40専用のブルーで彩られたインテリアは、その色味の深さも手伝ってなかなか魅力的に見えたほど。

「マイクロテック」と呼ばれるスウェード調の新素材も独特の風合いで、まったく安っぽく見えない。それ以上に印象的だったのがダッシュボードで、精度よくカッチリと作り込まれた雰囲気が色濃く漂っていた。こうしたインテリアのデザイン性とクォリティ感の高さこそ、最新ボルボの大きな魅力というべき部分である。

ここで指摘した質感の向上は、ベルギーでの試乗車が“パイロット・プロダクション”と呼ばれるごく初期の生産ロットであったことと関係しているらしい。正式な日本仕様では、そのような心配が一切要らないことを、ここに明記しておきたい。

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