JR函館線、小樽―長万部の廃線決定 北海道新幹線延伸で

JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽―長万部の廃線を巡り、開かれた自治体との協議で発言する道の柏木文彦交通企画監=27日、俱知安町
JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽―長万部の廃線を巡り、開かれた自治体との協議で発言する道の柏木文彦交通企画監=27日、俱知安町

令和12年度末予定の北海道新幹線の札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽―長万部(140・2キロ)の廃線を巡り、沿線9自治体と道は27日、俱知安町で協議を開き、バス転換することで合意した。同区間の廃線が決まった。

今後は鉄路に代わるバスの利便性向上や運転手確保、ルート選定に加え、交通拠点の整備などが課題になる。複数の自治体はバス転換時期の前倒しを要望した。

道の柏木文彦交通企画監は「交通の確保は何よりも大事。鉄道と同等か、それ以上の利便性を確保するよう協議していきたい」と話した。

道と沿線15自治体は函館線の存廃について、小樽―長万部と長万部―函館(147・6キロ)の二つに分けて協議。小樽―長万部のうち余市―長万部(120・3キロ)は2月に、小樽―余市(19・9キロ)は今月26日にそれぞれ廃線で合意していた。長万部―函館は議論が進んでいない。

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