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宇野、悲願のビッグタイトル 鍵山が2位 世界フィギュア

フィギュアスケートの世界選手権男子で初優勝し、場内一周する宇野昌磨(右)と2位の鍵山優真(左)ら=モンペリエ(共同)
フィギュアスケートの世界選手権男子で初優勝し、場内一周する宇野昌磨(右)と2位の鍵山優真(左)ら=モンペリエ(共同)

フィギュアスケートの世界選手権最終日は26日、フランスのモンペリエで行われ、男子で北京冬季五輪銅メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)がショートプログラム(SP)に続いてフリーもトップの202・85点をマークし、世界歴代3位の合計312・48点で初優勝を果たした。日本勢で2017年大会の羽生結弦(ANA)以来5年ぶりで3人目。

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北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)がSPに続いてフリーも2位の191・91点を出し、合計297・60点で2年連続の2位。日本は上位2人の順位合計が「13」以内となり、来年の世界選手権(さいたま市)の出場枠で最大3を確保した。

友野一希(セントラルスポーツ)は合計269・37点で6位だった。

「どんどん成長していきたい」

初優勝を告げる世界歴代3位の高得点が出ると、右手を突き上げた。シニアデビューから苦節7年。どん底も味わった宇野が悲願のビッグタイトルをつかんだ。過去7度出場した五輪と世界選手権では3度の2位が最高成績で「なかなか優勝を取ったことがなかったので、初めて1位になれてすごくうれしい」。大会前に公言した「確かな手応え」を結実させた。

フリーの演技を終え、ガッツポーズする宇野昌磨。フィギュアスケートの世界選手権男子で初優勝した=26日、フランス・モンペリエ(共同)
フリーの演技を終え、ガッツポーズする宇野昌磨。フィギュアスケートの世界選手権男子で初優勝した=26日、フランス・モンペリエ(共同)

指導者不在だった3年前のフランス杯では8位と惨敗し、涙に暮れた。「1位を取るところまで上り詰めてうれしい」と感慨もひとしおだ。

五輪メダリストとしての「責任感や使命感」から解き放たれた今、結果よりも「どんどん成長していきたい」と向上心で突き動かされる。高難度と安定感を両立した五輪王者チェンのように「僕もやれる」。初の栄冠は、まだ始まりにすぎない。(共同)

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