FIGHT10 いきもの巡り

水族館に動物を展示する理由 アクアマリンふくしま

「えっぐの森~どうぶつごっこ~」で人気を呼びそうなホンシュウモモンガ(アクアマリンふくしま提供)
「えっぐの森~どうぶつごっこ~」で人気を呼びそうなホンシュウモモンガ(アクアマリンふくしま提供)

「あれ? ここって水族館だよね」。ご来館の皆さまからこんな声が聞かれるのも、ごもっともでしょう。水族館のアクアマリンふくしまに入館して最初に見られる生きものが、実はネズミやタヌキ、アナグマといった動物たちなのです。その先には、自然環境を再現した中で暮らすユーラシアカワウソの家族がおり、当館では水族館と動物園の垣根を越えた展示に挑戦しています。

当館で紹介する動物のほとんどが日本にすみ、里山で見かけることもある種なので、ゾウやキリンなどの人気ものがそろった動物園ではいささか地味な存在ですが、水族館においては意外性もあって、アナグマが落ち葉を集めて巣穴にベッドをつくる姿や、モグラがせっせと穴掘りする様子は、魚の展示にも劣らない注目を集めています。水族館の展示と同様、動物たちも自然環境を再現した中で生き生きと暮らす様子をごらんいただけるよう努めています。

新コーナー「えっぐの森~どうぶつごっこ~」の完成予想図(アクアマリンふくしま提供)
新コーナー「えっぐの森~どうぶつごっこ~」の完成予想図(アクアマリンふくしま提供)

当館では裸足になって海の生きものと触れあえる人工海岸「蛇の目ビーチ」や、釣った魚を調理してありがたく命をいただく「子ども体験館アクアマリンえっぐ」など、自然と触れあうさまざまな体験コーナーの拡充に力を入れてきました。いよいよ今年4月26日には、アクアマリンえっぐの屋外エリアに、動物のいろいろな能力を遊具で遊びながら体感できる新コーナー「えっぐの森~どうぶつごっこ~」がオープンします。

「どうぶつごっこ」にはニホンリス、ホンドテン、ホンシュウモモンガといった日本の森に暮らす動物たちを展示します。そしてその周囲には、動物たちと同じような動きをしながら遊べる遊具が配置されています。

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