小樽―余市間廃線へ 北海道新幹線の並行在来線

北海道新幹線の札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽―余市の廃線を巡り開かれた3者協議=26日午前、小樽市
北海道新幹線の札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽―余市の廃線を巡り開かれた3者協議=26日午前、小樽市

令和12年度末の北海道新幹線の札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽―余市(19・9キロ)の廃線をめぐり、道と沿線の小樽市、余市町は26日、3者協議を開き、バスに転換する方向で合意した。同区間は廃線となる見通し。

道の試算では、小樽―余市を第三セクターの鉄路で残した場合は30年間で約206億円の赤字になる一方、バス転換した場合は約18億円にとどまる。小樽市は財政負担できないとしてバス転換の意向を固め、余市町もバスを含めた輸送手段の確保を条件に廃線に同意することを検討していた。

並行在来線の函館線は、道と沿線15自治体が平成24年5月、JR北海道からの経営分離に合意。小樽―長万部(140・2キロ)と長万部―函館(147・6キロ)の二つに分けて存廃を協議している。

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