フィギュアスケートの世界選手権女子で初優勝した坂本花織(シスメックス)は満面の笑みで喜びを語った。(共同)
-―初のメダル獲得
「世界選手権に向けた練習は今までで一番大変だった。(北京冬季)五輪で燃え尽き、調子も上がらなくて不安が大きかった。でも、今までの練習が背中を押してくれた。自分自身を信じてやってきて良かった」
―-不調の時もあった
「(2季前が)一番自分が落ちた。1年間成長が感じられず、上がる見込みもなかった。本当につらかった」
―-君が代に涙した
「ここまで来るのに大変な思いもたくさんしたので、頑張ってきて良かったなと思った瞬間に。ついに世界選手権で(国歌を)自分で流したなって、めっちゃうれしい」
-―日本勢の金メダルは浅田真央ら
「すごいレジェンドの次に自分というのは、まだしっくりこない。真央ちゃんらの世代が引っ張ってくれたおかげで(自分も)今できている」
-―世界女王として今後どのような選手に
「常に2番手だったが、もう日本女子を引っ張っていける存在になっていきたい」