近江、集中打で快勝 19年ぶりベスト8進出

【近江-聖光学院】二回、適時打を放つ近江・津田=3月25日、鳥越瑞絵撮影
【近江-聖光学院】二回、適時打を放つ近江・津田=3月25日、鳥越瑞絵撮影

第94回選抜高校野球大会第7日は25日、甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、第1試合に京都国際の辞退に伴って急遽(きゅうきょ)繰り上げ出場し、1回戦を突破した近江が聖光学院(福島)と対戦した。近江は先制を許したが、二回に一挙5点を挙げて逆転。その後も追加点を挙げ、7―2で快勝した。選抜では第75回大会(平成15年)以来19年ぶりのベスト8進出。エースで4番、主将の山田が初戦に続いて完投勝利を飾った。

 【近江-聖光学院】二回、聖光学院・佐山の打球を近江・川元(左)と交錯しながら捕球する西川=3月25日、水島啓輔撮影
【近江-聖光学院】二回、聖光学院・佐山の打球を近江・川元(左)と交錯しながら捕球する西川=3月25日、水島啓輔撮影

一回に先制された近江は二回、先頭の岡崎が四球で出塁。1死後、川元の左前打、大橋の死球で満塁のチャンスを作ると、続く清谷が左中間に2点適時打を放って逆転した。さらに、津田の左前適時打、横田の右前適時打、中瀬の中犠飛でこの回一挙5点を奪った。

六回にも1死二、三塁のチャンスで、清谷が再び右前適時打を放って追加点を挙げた。八回には内野安打の清谷、中前安打の横田を一、三塁に置いて、中瀬が左前適時打でダメ押しの7点目。試合を決定づけた。

近江の多賀章仁監督は「第1試合で朝日を浴びながら甲子園球場に入らせてもらって、『こんな素晴らしい景色はないぞ』と(選手に)言った。選手は試合前、リラックスしていた。序盤は(先発の山田は)リズムに乗れなかったが、よくなった」などと話した。

山田は1回戦の延長十三回165球に続いて、2試合連続の完投。「前の試合の疲れはありません。立ち上がりは捕手の大橋に『下半身を使え』と何度も声をかけられた。大橋が縁の下の力持ちで、今日の勝因です」と頼りになる女房役への感謝を口にした。

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