選抜高校野球、聖光学院8強ならず 先制するも大量失点で涙

【近江―聖光学院】1回、犠飛を放つ聖光学院の安田=25日、甲子園球場(鳥越瑞絵撮影)
【近江―聖光学院】1回、犠飛を放つ聖光学院の安田=25日、甲子園球場(鳥越瑞絵撮影)

第94回選抜高校野球大会第7日の25日、聖光学院(福島)は第1試合で近江(滋賀)と対戦した。4年ぶりの出場で初戦を快勝し、8強を懸けて臨んだ2回戦。先制しながらも二回に5点を奪われて追う展開となり、頼みの打線が散発の5安打に抑えられ、2-7で涙をのんだ。

一回1死一、三塁の好機に4番・安田の犠飛で先制。「積極的に狙って振り抜けた」(安田)

二回に大量失点を喫する。それでも投手の佐山は「打たれることも想定していた。ひきずったらどんどん流れが悪くなるので(気持ちを)切り替えた」。

三回には1番・赤堀が二塁打で出塁し、「力まず振れた」という3番・三好の犠飛で2点目を加えた。しかし、その後は代走・大槻の盗塁といった小技も得点には結びつかなかった。

斎藤智也監督は「可能性を感じた大会だった。夏は本当の意味で強くなり、勝ちたい」と話した。完投した佐山は「大胆さがあればよかった」と悔やみながらも「1回戦から楽しい場所だった。夏に向けて鍛え直したい」と、夏に甲子園に戻ってくることを誓った。

開幕直前の16日、福島県沖を震源とする地震で地元は災禍に襲われた。主将の赤堀は「負けて申し訳ないが(被災者の)力になったらうれしい」と語った。

(内田優作)

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