聖光学院の野球部員ら、吹奏楽なしの「手作り」応援

そろいの黄色のメガホンを手に応援する聖光学院の野球部員=25日午前、甲子園球場(内田優作撮影)
そろいの黄色のメガホンを手に応援する聖光学院の野球部員=25日午前、甲子園球場(内田優作撮影)

第94回選抜高校野球大会第7日の25日、第1試合で近江(滋賀)と対戦した聖光学院(福島)の応援には新型コロナウイルス禍の影響で吹奏楽部が参加せず、野球部員約50人がそろいの黄色いメガホンと太鼓で「手作り」の応援を見せた。

今年も発声での応援はかなわない。3年の田口光禎さんは「声は出せないが、メガホンで思いを込めたい」と意気込んだ。

青い衣装でそろえた保護者の中には、エース佐山の両親、正和さん(43)と舞さん(43)の姿も。自身も甲子園球児だった正和さんは「ピンチでも動じない」と佐山の素質を評価する。「言わなくてもわかる」と試合前も連絡はしなかった。

思いがけぬ2-7での敗戦。それでも正和さんは笑顔でグラウンドへ拍手を送った。「おつかれさんと言いたい。また戻ってきます」

(内田優作)

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