「水門開ければ良かった」 菅直人氏、諫早湾訴訟

立憲民主党の菅直人元首相
立憲民主党の菅直人元首相

立憲民主党の菅直人元首相は25日、諫早(いさはや)湾干拓事業(長崎県)で堤防排水門の開門を命じた確定判決を無効とした福岡高裁判決をめぐり「確定判決通りに水門を開けっ放しにすれば良かった。いくら裁判で違う結果が出たとしても、本質的問題は何も変わらない」と述べた。共同通信の取材に答えた。

菅氏は平成22年、首相として最高裁への上告を見送り、開門命令を確定させた。この判決の無効化を求めた農林水産省に対し「確定判決に従わず、矛盾した構造を残した」と不快感を示した。

当時の上告見送りは、漁業被害を把握した上での決断だったと強調。諫早湾干拓事業について「無駄な公共事業の典型だ」と批判した。

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