吉村知事「連携難しい」 ET-KINGメンバー書類送検に

記者団の取材に答える大阪府の吉村洋文知事=25日午後、府庁
記者団の取材に答える大阪府の吉村洋文知事=25日午後、府庁

2025年大阪・関西万博の応援歌を制作したヒップホップグループ「ET-KING」のボーカルで、KLUTCH(クラッチ)として活動する隈部(くまべ)将治メンバー(43)が大麻取締法違反(所持)容疑で書類送検されたことを受け、大阪府の吉村洋文知事は25日、記者団に「あってはならないことで残念」と述べた。

府は平成30年にET-KINGの所属事務所と包括連携協定を締結し、ET-KINGは同年、大阪・関西万博誘致の応援ソング「この街の空」をリリースした。

吉村氏は連携協定の扱いについて「先方(の所属事務所)と協議したい」とした上で「ET-KINGさんに何らかの形でご協力いただくのは難しいと思う」と語った。

応援ソングの使用については「曲に罪があるとは思わないが、公として使うことは控えたい」と述べ、大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会に使用見送りを求めていくとした。

ET-KINGは今年2月、楽曲制作を通じ大阪・関西万博を盛り上げるとして、同協会の参加型プログラム「TEAM EXPO 2025」の共創チャレンジに登録した。

同協会は隈部メンバーの書類送検について「確認中だが、事実であれば大変遺憾」とし、「プログラムの参画規約に基づき厳正に対処する」とコメントした。

共創メンバーの参画規約は、公序良俗や法令に反する行為を禁止し、法令違反などにより行政処分を受けた際は同協会が「直ちに共創メンバーとしての登録を抹消することができる」としている。

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