長期欠席の小中高生、オンラインで学習支援 さいたま

さいたま市役所
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さいたま市教育委員会は、不登校や病気などで長期欠席している市立小中高生に対し、オンラインによる学習の機会を提供する「不登校等児童生徒支援センター」を4月に開設する。市職員研修センター(同市見沼区)に事務所を置き、教員免許を持つ職員4人を配置する。

センターの支援を受ける児童や生徒は、市教委から貸与されたタブレット端末を使い、ホームルームや昼食会に参加したり個別の学習指導を受けたりする。オンラインによる活動に加え、農業、陶芸などの体験学習の機会を設けることも検討している。

市教委によると、令和2年度に不登校などで長期欠席した市立小中高生は2451人に上った。市内6カ所の教育相談室での対面学習支援などを行っているが、こうした支援を受けていない子供もいるという。市教委の担当者は「センターを通じて、学ぶ喜びや人とのつながりを実感し、社会的な自立につながれば」と話している。

市教委はセンターに関する案内文を学校を通じて全家庭に配布するほか、説明会を4月15、20、25日に開く。個別の事情によっては、学校と連携して家庭訪問による案内を行うことも模索している。(中村智隆)

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