ウクライナ大統領演説

高市氏「制裁強化できる対象ある」  与野党評価

高市早苗・自民党政調会長(植村光貴撮影)
高市早苗・自民党政調会長(植村光貴撮影)

ウクライナのゼレンスキー大統領が国会内でオンライン演説したことを受け、与野党の国会議員は相次いでロシアへの制裁強化や国連改革の必要性に言及した。

自民党の高市早苗政調会長は演説後、国会内で記者団に「化学兵器が使われる可能性を懸念しながらも復興にまで思いを致しておられ、強く心を揺さぶられた。とても力強い演説だった。侵略を止めるツールが必要だという国連改革の言葉も胸に刻んだ」と述べた。

ゼレンスキー氏が対露制裁の継続を訴えたことには、「しっかりと(他国と)連携していかなければならない。まだいくつか(制裁を)強化できる対象はある。制裁の対象をさらに広げる道もあるのではないか」と語った。

自民外交部会長の佐藤正久参院議員は演説後のフジテレビ番組で、ゼレンスキー氏が国連安全保障理事会の機能不全を批判し、既存の国際機関に代わる「予防的ツール」づくりで日本に期待したことに関し、「ウクライナだけの問題ではなく国際社会全体に対して訴えたメッセージで、日本もリーダーシップを発揮する必要がある」と語った。

公明党の山口那津男代表も記者団に「国際秩序が揺るがされないような仕組みを日本も世界共通の制度として作ることに尽力すべきだ」と強調した。

立憲民主党の泉健太代表は「日本のロシアに対する経済協力を一度止めるべきだと主張してきた。そうしたことも含め、政府にできる限りのウクライナ支援を求めていきたい」と述べた。

国民民主党の玉木雄一郎代表は記者団に「事態の推移をみながら、さらなる圧力の強化、制裁の強化も検討していかなければならない」と強調した。

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