パワハラ申告された理事長退任へ 医師大量退職意向の大津市民病院

医師の大量退職意向で揺れる大津市民病院=大津市本宮
医師の大量退職意向で揺れる大津市民病院=大津市本宮

地方独立行政法人「市立大津市民病院」(大津市本宮)で多数の医師が退職の意向を示している問題で、同病院の北脇城理事長(66)が今月末で退任することが23日、市関係者への取材で分かった。理事長職は当面空席になるとみられる。

市民病院をめぐっては、2月初めに京都大医学部から派遣されている外科、消化器外科、乳腺外科の医師計9人が、北脇理事長のパワハラを理由に退職する意向を示したのをはじめ、同医学部から派遣の脳神経外科医や泌尿器科医師も相次いで退職の意向を病院側に通告している。

理事長のパワハラについては昨年9月、外科統括診療部長が市民病院の内部統制推進室に申告。内部検証では「パワハラは認められない」とされたが、外科医側は納得せず、市民病院は今年2月、第三者調査委員会を設置して委員の弁護士2人に検証を依頼した。同委員会は今月末をめどに結果をまとめるという。

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