安倍元首相、台湾総統と会談 ウクライナ侵攻は「国際秩序への挑戦」

台湾の蔡英文総統とオンラインで対談する安倍元首相=22日午後、東京都文京区(日華議員懇談会提供)
台湾の蔡英文総統とオンラインで対談する安倍元首相=22日午後、東京都文京区(日華議員懇談会提供)

自民党の安倍晋三元首相は22日、台湾の蔡英文総統とリモートで約15分間対談した。蔡氏がロシアのウクライナ侵攻について「台湾人にとってもひとごとではない」と訴えたのに対し、安倍氏は「ロシアの侵略であり、われわれが築いてきた国際秩序に対する深刻な挑戦だ。国際社会と連携して対応していく」との趣旨の発言をしたという。

対談は超党派の国会議員でつくる議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇、会長・古屋圭司元拉致問題担当相)が開いた総会で行われ、総会後の記者会見で古屋氏が明らかにした。対談は23日午前、ユーチューブで公開するという。

また、日華懇は総会で「台湾と手を携えて、国際秩序を維持することに最大限の努力を惜しまない」との決意を示した令和4年度の基本方針を承認した。総会に出席した台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(台湾の駐日大使に相当)は、ロシアのウクライナ侵攻について「このような力による一方的な現状変更の試みは断じて許してはならない。理念の近い国々が結束して毅然(きぜん)として立ち向かわなければならない」と述べた。

会員限定記事会員サービス詳細