中国広西チワン族自治区梧州で中国東方航空機が墜落した事故で、中国当局は乗客乗員計132人の捜索を続けた。生存者は確認されていない。中国メディアは、上空からほぼ垂直に急降下して墜落したもようだと報じた。当局はフライトレコーダー(飛行記録装置)を捜し、原因解明を急いでいる。
航空当局によると、事故発生は21日午後2時38分(日本時間同3時38分)。複数の中国メディアが伝えた現場近くの監視カメラ映像には、急降下する墜落機とみられる機体が写っていた。航空機を追跡する民間ネットワーク「フライトレーダー24」によると、高度約8900メートルから突然急降下し、2分半ほどで高度を8千メートル近く下げていた。
現場は機体の一部とみられる破片や乗客のものとみられる財布やカードが散乱しているという。(共同)