偽のナンバープレートなどを取り付け、無許可のタクシー営業(白タク行為)を繰り返していたとして、大阪府警曽根崎署は22日、道路運送法違反などの容疑で、大阪市住之江区住之江のアルバイトの男(63)を書類送検した。「生活のためだった」と容疑を認めている。
書類送検容疑は昨年10~11月、大阪市内で偽のナンバープレートを取り付けた乗用車を使い、複数回にわたって白タク行為を繰り返したとしている。
同署によると、男は元タクシー運転手で、ナンバープレートやメーター、あんどんを自作していた。昨年9月から白タク行為を始め、同9~11月に計50万円以上を売り上げたという。
昨年11月、男が物損事故を起こしたことで白タク行為が発覚。同署は同月、道路運送法違反容疑で男を逮捕したが、その後釈放し、任意で調べていた。