サッカー通信

なでしこ女王奪還へ 佐々木委員長が決意新た「次につながる戦いできた」

来年のW杯に向けた強化方針はほぼ変わらない。大前提はボール保持率を高めて相手の攻撃機会を可能な限り削る。ボールを持たれたとしても、高さとスピードの欠如を補う組織力に磨きをかける意向だ。「1人対1人や2人対2人の局面を作られるのはまずいが、11人対11人でやるのがサッカー。簡単にロングボールを蹴られるのはまずくても、(重圧をかけて)相手の自由を奪うことはできる。池田監督は『ボール、ゴール、勝利を奪う』というコンセプトで、相手の自由を奪う準備に取り組んでくれている」と述べた。

4月の代表活動は海外遠征の可能性も探ったが、新型コロナウイルスの感染状況なども考慮してWEリーグ勢中心の国内合宿を予定する。「WEリーグの選手に多く参加してもらって池田監督のコンセプトを伝える。W杯出場が決まったので、いかに選考されるかという戦いになる」と狙いを挙げ、今後のマッチメークについても「W杯に向けて世界のトップと組めることはある程度、確約されている」と自信をのぞかせた。強化責任者として真価が問われるW杯開幕までの1年余りとなる。(運動部 奥山次郎)

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