フィギュア世界選手権、日本勢メダル量産期待 23日開幕

坂本花織(桐原正道撮影)
坂本花織(桐原正道撮影)

フィギュアスケートの世界選手権は23日、フランスのモンペリエで開幕する。日本からは男子で北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)、同3位の宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子で銅メダルの坂本花織(シスメックス)らがエントリー。アイスダンスを除く北京五輪金メダリストと、ウクライナに侵攻したロシアの選手が不在で、日本勢の男女優勝も現実味を帯びる。今季を締めくくる大会で、メダル量産が期待される。

男子は、北京五輪王者で世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(米国)、2014年ソチ、18年平昌両五輪覇者の羽生結弦(ゆづる)(ANA)が、ともにけがの影響で欠場する。

18歳の鍵山、今季フリーに4種類の4回転ジャンプを組み込む宇野は有力な優勝候補になる。1月の四大陸選手権銀メダルの友野一希(セントラルスポーツ)も力がある。

女子は北京五輪女王のアンナ・シェルバコワ、同銀メダルのアレクサンドラ・トルソワらロシア勢が不在。坂本が安定感抜群の演技で、初のメダル獲得を狙う。北京五輪代表で、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が武器の樋口新葉(わかば)(明大)も地力があり、日本勢2人が表彰台に立つ可能性も高い。初出場の河辺愛菜(まな)(木下アカデミー)は上位をうかがう。

ペアは、北京五輪で7位入賞を果たした三浦璃来(りく)、木原龍一組(木下グループ)が日本勢10年ぶりのメダル獲得を狙う。北京で1~5位を占めたロシア、中国勢は出場せず、同6位のアレクサ・クニエリム、ブランドン・フレージャー組(米国)らと頂点を争う。

アイスダンスは結成2季目で、1月の四大陸選手権銀メダルの村元哉中(かな)、高橋大輔組(関大KFSC)が出場する。来季の世界選手権出場枠「2」を獲得できる10位以内を狙う。(久保まりな)

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