18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5日続伸し、前日比274・17ドル高の3万4754・93ドルで取引を終えた。米金融政策を巡る不透明感が解消し、米経済の先行きを楽観視した買いが優勢となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが進んでも、経済の成長は続くとの見方が広がった。米中首脳会談がほぼ事前想定通りの内容だったことも、投資家心理を支えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、279・06ポイント高の1万3893・84。
個別銘柄では、ITのセールスフォース・ドットコムやスポーツ用品のナイキの上昇が目立った。通信のベライゾン・コミュニケーションズは売られた。(共同)