教えてK-da先生

「歴史を学ぶ」 現在と未来を知ること

皆さんは「なぜ歴史なんて勉強するんだろう。昔のことなんか覚えても仕方ない」と思ったことはありませんか。


1938年、ナチスドイツを率いていたヒトラーはオーストリアを併合し、さらにドイツに接するチェコスロバキア(当時)のズデーテン地方を譲るよう要求しました。英・仏が要求を認めたところ、ヒトラーはチェコスロバキアを解体し、西半分を実質的に支配してしまいました。間もなく、ヒトラーは第二次世界大戦を引き起こしました。


ロシアは今、自国に接するウクライナのドネツク州とルガンスク州の親ロシア派を支援して、ロシアに取り込もうとしています。それをさらに進めたのが今回のウクライナ侵攻といえます。


昭和の初め、日本は自国民保護を名目に中国に軍隊を送りました。やがて、中国東北部にあった日本の権益を守ろうと、昭和7(1932)年、自分たちの言うことを聞く「満州国」というあやつり人形のような国を造り、世界から孤立してしまいました。


ロシアは今、ウクライナに自分たちの言うことを聞く政府を作ろうとしているといわれています。


1968年、社会主義国だったチェコスロバキアに自由化・民主化の動きが出て、首都の名前を取って「プラハの春」と呼ばれました。しかし、民主化を恐れたソ連(当時)などはチェコスロバキアに軍隊を送り込み占拠。市民は抵抗し、100人余りの死者が出ました。指導者だったドプチェク共産党第1書記がソ連に一時連行されるなどし、改革は挫折しました。


これら3つの出来事は教科書に出ています。「歴史を学ぶことは、現在と未来を知ること」と理解してもらえたら、と思います。

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