インドネシアを300年以上植民地支配していたオランダは、日本軍が1942年3月1日にジャワ島に上陸すると、わずか9日で降伏しました。
流刑の身だった独立運動家、スカルノは、今村均中将率いる陸軍第16軍によって解放。スカルノは終戦翌日の45年8月16日に独立運動急進派によって拉致されましたが、海軍武官の前田精(ただし)少将は双方を仲介し、自宅を独立宣言の打ち合わせの場として提供しました。
日本軍が撤退した後、オランダは再びインドネシアに侵攻しました。しかし日本によって訓練されたインドネシア軍が戦い、独立を勝ち取りました。インタビュー最終回の第5話でデヴィ夫人は「スカルノ大統領は日本人を尊敬していた。先の大戦は日本による侵略戦争ではない」と強調。スカルノが好きだったという日本の戦時歌謡「愛国の花」もアカペラで披露しています。
↓こちらから音声がお聴きいただけます。