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東北新幹線、脱線「バウンドした」 高架橋の非常口で地上へ

地震の影響で脱線した東北新幹線の車両を降り、高架橋の非常口を出る乗客ら=17日午前4時25分、宮城県白石市
地震の影響で脱線した東北新幹線の車両を降り、高架橋の非常口を出る乗客ら=17日午前4時25分、宮城県白石市

宮城県白石市で脱線した東北新幹線下りやまびこ223号の乗客らは、地震発生から約5時間後の17日午前4時半ごろ、くたびれた様子で車両を出て、高架橋の非常口を地上まで下りた。

白石市は震度5強だった。脱線したのは白石蔵王駅から福島駅方向に約2キロの地点。乗客70人以上がいた。福島市の会社員の菅野晃伸さん(37)は「すごい揺れでバウンドしている感覚だった」と振り返る。付近では架線を支える柱が大きく傾いているところもあった。

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菅野さんによると、車内の扉が開かなくなった場所もあった。車両と車両の間にずれが生じたためとみられる。

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