フォト特集

空爆された避難所 「大勢の人ががれきの下に」 ウクライナ・マリウポリ

16日、ロシアの空爆を受けたウクライナ・マリウポリの劇場(ウクライナ・ドネツク州当局提供、AP=共同)
16日、ロシアの空爆を受けたウクライナ・マリウポリの劇場(ウクライナ・ドネツク州当局提供、AP=共同)

ウクライナ外務省は、南東部マリウポリで16日、市民の大規模避難所として使われていた劇場がロシア軍の空爆を受けて崩壊し「大勢の人々ががれきの下に埋まっている」と発表した。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は最近まで500人以上が避難していたと伝えた。生存者らが救出されたとの情報もあり、被害の全容は不明だ。

劇場にはロシア側の包囲攻撃で家を失った人々が身を寄せていたという。ウクライナのクレバ外相は劇場が「完全な廃虚になった」とし「ロシアは市民の避難先だったと知らなかったはずがない」と非難した。空爆前の14日の衛星写真では、建物前後の地面に「子どもたち」とロシア語で大きく書かれていた。

16日、ウクライナ東部マリウポリ近郊の村のシェルターに避難している子供たち (AP)
16日、ウクライナ東部マリウポリ近郊の村のシェルターに避難している子供たち (AP)

マリウポリでは16日、妊婦や子どもの避難先となっていたスポーツ複合施設も空爆を受けたとウクライナ側が発表した。(共同)

ウクライナ東部ハリコフ中心部のがれきと壊れた車=16日(AP=共同)
ウクライナ東部ハリコフ中心部のがれきと壊れた車=16日(AP=共同)
16日、ウクライナ西部からスロバキアに向かう列車で退避する子ども(ゲッティ=共同)
16日、ウクライナ西部からスロバキアに向かう列車で退避する子ども(ゲッティ=共同)
17日、損壊した集合住宅から退避する住民を助ける救助隊=ウクライナ首都キエフ(非常事態庁提供、ロイター=共同)
17日、損壊した集合住宅から退避する住民を助ける救助隊=ウクライナ首都キエフ(非常事態庁提供、ロイター=共同)
ウクライナ西部リビウの教会前で子どもたちがおもちゃの銃を手にしていた。真剣な表情で走ったり隠れたりと警戒するようなしぐさを繰り返す。母親らしき女性たちに「彼らも戦っているのですか」と聞くと、笑っているような泣いているような表情を見せた=16日(共同)
ウクライナ西部リビウの教会前で子どもたちがおもちゃの銃を手にしていた。真剣な表情で走ったり隠れたりと警戒するようなしぐさを繰り返す。母親らしき女性たちに「彼らも戦っているのですか」と聞くと、笑っているような泣いているような表情を見せた=16日(共同)
ウクライナ西部リビウの露店に並ぶロシアのプーチン大統領の絵柄のトイレットペーパー。クリミア併合以降盛んに売られたものの、今は買う人も少ないという=16日(共同)
ウクライナ西部リビウの露店に並ぶロシアのプーチン大統領の絵柄のトイレットペーパー。クリミア併合以降盛んに売られたものの、今は買う人も少ないという=16日(共同)

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