横浜のジャズバー 人気ドラマのロケで再注目

ドラマ「ネメシス」の撮影が行われた「BarBarBar」の2階フロアでコロナ収束とジャズライブの再開を期する竹内真澄さん=横浜市
ドラマ「ネメシス」の撮影が行われた「BarBarBar」の2階フロアでコロナ収束とジャズライブの再開を期する竹内真澄さん=横浜市

横浜・関内の歓楽街にあるジャズバーの名店「BarBarBar(バーバーバー)」が、昨年テレビ放送された人気ドラマ「ネメシス」のロケ地になったことをきっかけとして、ファンを中心に多くの人たちから再び注目を集め続けている。かつて一世を風靡(ふうび)したドラマ「あぶない刑事」でもロケ地として使われ、横浜のジャズ文化発展とイメージアップに一役買ったこともある同店。ジャズバーブームの再燃や、関内エリアの活性化にも期待が高まっている。

ドラマ「ネメシス」は、昨年4~6月に日本テレビ系列で放送された。アイドルグループ「嵐」の桜井翔さんや人気俳優の広瀬すずさん、江口洋介さんらが演じる探偵グループが、難事件を次々解決していくという内容で人気を博した。

それ以来、ロケ地として注目が集まり、放送開始から1年近くたったいまも訪れる客が、コロナ禍にもかかわらず後を絶たない。「東北や九州など遠方から来てくださる客もいる。店舗の外観を写真に撮る人もよく見かけるようになった」と話すのは、同店の経営者でバーテンダーも務める竹内真澄さん(53)。ドラマの影響力に目を見張っている。

コロナ休業中に撮影

ドラマの中で店舗の2階が、探偵事務所という設定で登場した。もともと1、2階の両フロアで営業してきたが、コロナ禍によって2階部分の使用を休止しており、撮影はその合間を埋める形で昨年1月からの約5カ月間にわたって行われた。

竹内さんによると、撮影に携わったスタッフは多い日で約70人。機材や小道具を設置し、隣のビルの一室も資材や衣装の置き場として借りるほどの大がかりな撮影だったという。店舗の周りにはいつも多くの人が撮影の様子を見に訪れたことなどから、竹内さんは「関内エリアの認知度向上や活性化にも貢献できたのではないか」と胸を張る。

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