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TOKYO TORCH③ 東京駅前から地方の魅力発信

TOKYOTORCH前広場で開かれたオンランドクラフトマーケットの様子(三菱地所提供)
TOKYOTORCH前広場で開かれたオンランドクラフトマーケットの様子(三菱地所提供)

東京駅の日本橋口前に現れた大規模広場「TOKYO TORCH Park(トウキョウトーチパーク)」は、全国各地の魅力を発信する拠点として注目されている。高層ビル群に囲まれた約7千平方メートルもの空間では毎月のように、催しが開かれている。

昨秋には日本のものづくり文化を紹介するイベント「Onland Craft Market(オンランドクラフトマーケット)2021」が初めて開かれた。北海道から九州まで全国17産地の工房などが展示販売や工芸体験ブースなどを出店、2日間でのべ約5000人が訪れた。

イベントは、工芸産地を巡るツアー企画や宣伝を手掛ける「ピハナコンサルティング」(東京都港区)などが主催した。広場横の常盤橋タワーでは出店者向けセミナーや交流会なども同時開催し、地域の魅力や課題を共有し合った。

イベント実行委員でもある同社の岡本幸樹社長によると、伝統工芸品展示会では、都内で十分な場所を継続的に確保することが課題だったという。「東京駅前は交通の便がよく、多くの産地が参加できる。毎年の恒例行事として定着させていきたい」と話す。

三菱地所は「日本を明るく元気に」との方針から、今後も地方創生の企画に街区を活用する考えだ。展望台も備えた高さ約390メートルの「Torch Tower(トーチタワー)」は令和9年度に完成予定。以降、さらに街区活用が進みそうだ。(取材協力 三菱地所)

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