中国住宅価格、40都市で下落 2月、前月とほぼ同水準

北京の街並み
北京の街並み

中国国家統計局が16日発表した2月の新築住宅価格指数は、主要70都市のうち40都市で前月と比べ下落した。下落の都市数は前月から1都市増えたが、ほぼ同水準。中国恒大集団など不動産大手の経営危機を受け、各地の政府が融資規制などの緩和を進めている。

住宅価格の下落や横ばいは地方都市に集中した。北京市や上海市、広東省広州市といった大都市の多くでは上昇した。

習近平指導部は不動産投機を戒める姿勢を崩していない。ただ不動産が中国経済に占める比率は大きく、市場の急激な落ち込みも警戒している。中国国家統計局は15日の記者会見で、政策の下支えにより「不動産市場に積極的な変化が表れた」と述べた。一方で、1~2月の住宅販売は面積、金額ともに前年同期比で大きく減っており、市場の先行きは予断を許さない。(共同)

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