北方領土での露ミサイル演習に日本抗議 艦船の活動にも「重大懸念」

会見する松野博一官房長官=15日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)
会見する松野博一官房長官=15日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)

松野博一官房長官は15日の記者会見で、ロシアが、不法占拠している北方領土でミサイル演習を行ったと発表したことを受け、外交ルートで抗議したと明らかにした。また、ロシア海軍の艦船が津軽海峡や宗谷海峡を通過するなど日本周辺で活動を活発化させていることについて、外交ルートで「重大な懸念」を伝えたことも明らかにした。

松野氏によると、ロシア海軍の艦艇6隻が14日、宗谷海峡を太平洋側から日本海に向けて航行。ロシア軍がウクライナ侵攻と前後してオホーツク海などで実施する大規模海上演習に参加していたとみられる。

また松野氏は、ロシア軍が10日、北方領土で地対空ミサイル発射訓練を行ったと発表したことについて、「戦略原潜の活動領域であるオホーツク海の軍事的重要性の高まりも背景にわが国周辺で活動を活発化させている」と懸念を示した。

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